年明けから申請開始!?事業復活支援金【基準期間と給付額算出式が公表!】

事業者様向け情報
ぴ。
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皆さま、こんにちは!中小企業診断士ぴ。です。

今回も個人事業主・フリーランスの方も大注目!

事業復活支援金の最新情報をお届けします。

本題に入る前に、事業復活支援金の制度の概要を簡単におさらいしましょう!

2022年3月までの見通しを立てられるよう、コロナ渦で大きな影響を受ける事業者様に、地域・業種を問わず、固定費負担の支援として、5か月分の売上高減少分を基準に算定した額を一括給付します。
前回の記事も合わせてご参考ください!

基準期間が公表!

対象月である2021年11月~2022年3月と比較する、基準期間が以下のように公表されました!

新型コロナの影響で、2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月~2021年3月までの間の任意の同じ月の売上高と比較して50%以上または30%~50%減少した事業者。
更新された情報は、「2018年11月~2021年3月まで」というところです。
 
それでは簡単な例で見ていきましょう!黄色の枠が対象となる箇所です。(単位:万円)
 
※2021年11月~2022年3月を「対象月」、2018年11月~2021年3月を「基準期間」といいます。
 
上図でいうと、〇で囲んた箇所は、2019年1月の売上(事業収入)80に対して、2022年1月が50ですので、30%以上の減少を満たしています。
 
ぴ。
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同じ月を対象にする必要はありますが、どれかひと月でも30%以上の減少があれば対象!ということになります。

給付額の計算式が公表!

計算式の前に、給付の上限額を確認しておきましょう。

個人or法人に応じて、また売上減少率に応じて貰える受給額は違っていますね。

はー
はー

じゃあさ、パパ。

例えば、個人事業主で30%~50%減少した月が、1個でもあったら上限額がもらえるの?

ぴ。
ぴ。

残念ながらそうじゃないみたいね。

次の計算式にあてはめて上限額に満たない場合は、その算出した額が受給されるよ。

それでは、給付額の計算式をみていきましょう!

給付額=(基準期間の売上高)ー(対象月の売上高)×5
 
はー
はー

えー!

よく分からないよ~

ぴ。
ぴ。

だよね、計算式だけだと分かりづらいよね。

じゃあ、先ほどの図を例に計算してみよう!

基準期間は、2019年1月が対象ですので、「2018年11月~2019年3月」の5か月分となります。

5か月分の売上(60,60,80,80,70)を合計した、350を使います。

対象月は、2022年1月が対象ですので、そのままその月の売上50を使います。

では、計算式に当てはめていきましょう!

 
給付額:(①基準期間の売上:350)ー(②対象月の売上:50)×5=100
計算すると、100万円になり、上限額の範囲内です。
 
つまり、個人事業主の場合は上限額の30万円が支給されるということですね。

事前確認や申請の準備をしておきましょう!

今回は、12月24日に更新された、「基準期間」と「給付額の計算式」をご紹介しました。

まだこれから細かい内容が更新されてくると思いますが、おそらく申請時期は年明けの早い段階から始まると思います。申請に必要な書類は、前回の記事でご紹介しておりますので、合わせてご確認ください!

また、私は登録確認機関ですので事前確認のご対応が可能です。申請をされる際にはお気軽にご相談いただければと思います。

今回は以上です。お読み頂きありがとうございます。

 

 

 

 
 
 

 

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