今回は、月次支援金についてご案内をいたします。
4月30日に概要が発表されたばかりですので、給付要件等はこれから検討・具体化されるようですが、早めの情報収集・準備をして頂ければと思います。
(6月30日迄に更新された情報を追記しております!)
月次支援金って何ぞや?
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による休業・時短営業で売上が下がった飲食店や、飲食店の休業・時短営業の影響を受けた法人・個人向けに、「月次支援金」が給付されることになりました。
〇申請要件2つのポイント
1.緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置に伴う、飲食店の休業・時短営業 または 外出自粛等の影響を受けていること。
2.2021年の月間売上が、2019年 または 2020年の同月比で50%以上減少していること。
※なお、一時支援金を受給している場合、事前確認や申請書類等の手続きの簡略化が図られる。
ねーオヤジ、一時支援金っていうのがあるけど、
今回の月次支援金は何が違うの!?
ほとんど要件は同じだけどね、対象となる期間が違うんだよ。
あと、今回はまん延防止等重点措置による影響も加わってるよ。
まん延防止等重点措置って、マンボウ!ってやつだよね~
一時支援金を受給されている方は手続きが簡略化されるんだね!
そうそう。
今回は一時支援金との違いや簡略化されるところについてお話していくね。
一時支援金と月次支援金の違いは?
一時支援金と月次支援金では対象となる期間が違います。
一時支援金 | 月次支援金 | |
対象期間 | 2021年1月~3月 | 2021年4月以降※ |
申請受付期間 | 2021年3月8日~5月31日 | 2021年6月以降※ |
※月次支援金については、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の延長があれば、対象期間及び申請受付期間も延長される可能性が高いです。
申請受付期間
4月・5月分:2021年6月16日~8月15日
6月分:2021年7月1日~8月31日
7月分:2021年8月1日~9月30日
※原則、対象月の翌月から2か月間が申請期間です。
なお、月次支援金はひと月ごとの単位で判断します。
具体的には、一時支援金が対象期間いずれかの月の売上が2019年又は2020年の売上と比較し50%以上減少していれば給付対象となったのに対して、月次支援金はひと月ごとに判断する点が違います。
手続きの簡略化とは?
一時支援金を受給された方が月次支援金を申請する場合、大幅に手続きが簡略化されます。
具体的には、事前確認が不要になる上に、提出書類も少なくなります!
(下図参照:経済産業省 月次支援金の概要について資料)
気になる給付額は?
月次支援金はその名の通り、ひと月ごとに給付予定となっています。
給付額は、2019年または2020年の同月の売上との差額が給付されます。
2021年4月分の場合は、
「2019年4月または2020年4月の売上」―「2021年4月の売上」
なお、給付上限は中小法人が上限20万円/月、個人事業者が上限10万円/月です。
まとめ
今回は月次支援金をご紹介いたしました。
まだ詳細が決まっていない部分も多いですが、該当する方(特に一時支援金を受給されている方や申請予定の方)は定期的に情報をチェックしておきましょう!
なお、今回も一時支援金に引き続き、売上が50%も減少しているのに給付金額が少なすぎるのでは・・・と思います。ですが、一時支援金と合わせて受給することで何とか資金繰りの一助にして頂けたらと願ってやみません。
また新しい情報が入りましたら更新したいと思いますので、ぜひご覧ください!
今回は以上となります。お読みいただきありがとうございました!
コメント
最新情報をありがとうございます♪
まだまだ自粛ムードが続いている中、このような支援は助かります。
クローバー様
コメントありがとうございます!
厳しい状況が続いておりますが、少しでも当ブログがお役に立てれば幸いです。
今後とも宜しくお願いします。